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2024年10月14日月曜日

自分自身に対する慈悲の瞑想

Namo tassa bhagavato arahato sammāsambuddhassa.

自分自身に対する慈悲を実践するための10の慈悲の瞑想方法を紹介します。

ここに記載の瞑想方法は出勤中・帰宅中でも心の中で唱えることができ、呼吸瞑想などに時間を割く余裕の無い方も容易に実践できます。

蘭華寺オンライン瞑想会 【誰しもが元より何の区別も無く人間である】の説法中でもお釈迦様が忙しい日々を送る人々に対して、いつでも慈悲を実践するように説かれたエピソードが紹介されています。

ここに記載の瞑想方法を実践し、まずは自分自身が慈悲の心で満たされるようになりましょう。慣れてきたら自分の身近な人々に対して対象を広げていき、やがては全生命を対象にして無量の慈悲を広げていきましょう。

■瞑想方法

1.まず、自分自身について考えなければなりません。自分の体について考える必要があります。

目を閉じて、自分の頭部に対して慈悲を行うことから始めましょう。自己暗示をかけるように「私の頭部は健康です。私の頭部はすべての病気から解放されています。私の頭部はすべての不健康から解放されています。私の頭部は強く健康です。私の頭部には病気はありません。私の頭部は健康です。」と3回繰り返しましょう。そうすることで、自分の頭部が健康だと感じてみましょう。


2.次は自分の首に対して慈悲を行いましょう。「私の首は健康で強いです。」と3回繰り返しましょう。「私の頭部と首はどちらも健康で強いです。すべての病気から解放され、健康で非常に強いです。」と3回繰り返しましょう。


3.次は自分の肩に対して慈悲を行いましょう。「私の両肩は強くて健康です。私の両肩は、あらゆる病気から解放されています。」と3回繰り返しましょう。「私の頭部、首、そして両肩は強くて健康です。」と3回繰り返しましょう。


4.次は自分の手と腕に対して慈悲を行いましょう。「私の手と腕はどちらも健康で強いです。すべての病気や不調から解放されています。 私の頭部、首、肩、手、腕、指、そしてすべての部分は健康に満ちています。私はそれらが健康だと感じます。それらは健康です。」と3回繰り返しましょう。


5.次は自分の胸に対して慈悲を行いましょう。「私の胸は健康です。」と3回繰り返しましょう。「私の胸の内側と外側は健康です。」と3回繰り返しましょう。


6.次は自分の背中に対して慈悲を行いましょう。「私の背中は健康でとても強いです。」と3回繰り返しましょう。「私の頭部、首、肩、胸、背中、手足、体の内側と外側のすべての部分は健康に満ちています。 私はそれらが強く健康だと感じます。」と3回繰り返しましょう。


7.次は自分のお腹に対して慈悲を行いましょう。「私のお腹は健康です。私のお腹は健康です。私のお腹は健康です。 私はそれらが強く健康だと感じます。」と3回繰り返しましょう。


8.次は自分の腸の感覚を感じて、慈悲を行いましょう。「私の腸は健康です。私はとても健康で、すべての病気から解放されています。 私の頭部、首、肩、腕、手、指、胸、背中、お腹、これらのすべての部分は完全に健康で強いです。」と3回繰り返しましょう。


9.次は自分の両方の太ももに対して慈悲を行いましょう。「私の両方の太ももは非常に強く健康です。私の頭部、首、肩、腕、手、指、胸、背中、お腹、太もも、そしてこれらのすべての部分は完全に健康で強いです。」と3回繰り返しましょう。


10.最後に自分の両脚や足の甲、足裏に対して慈悲を行いましょう。「私の両脚は健康です。私の足の甲、足裏は健康です。 私の頭部、首、肩、腕、手、指、胸、背中、お腹、太もも、両脚、足、足の甲、足裏、そしてこれらのすべての部分は完全に健康で強いです。 私の全身は完全に健康です。病気はありません。私は肉体的に健康です。」と3回繰り返し、最後に「私の体が健康でありますように。私の体の健康が続きますように。」と3回繰り返しましょう。

情報提供のお願い(仏教学習センター)

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